ミドストがまた注目されてますね
ミドストとはミッドストローリングの略。
最近ではライトキャロ同様あまりやらなくなったんですが、ミドストとは簡単に言うと中層まで軽めのルアーを沈めて、浮かせず沈ませずの状態でゆっくり巻くです。重いルアーで巻くのはジグストかな?今話題となってるのは軽めのルアーをゆっくり巻くミドスト。呼び方も色々あって琵琶湖では名古屋釣法←なんでしょう、昭和初期な感じがします。天才村上晴彦さんは『ふわ釣り』って言いますね。じつはミドストをやってみるとこの言い方が1番しっくりきます。
まぁ、特別新しい釣り方でもなく、再注目されたという表現が正しいと思います。
ミドストの操作
基本的にラインを張らずにだるだるにしてシェイクしながら巻くだけ。どこのレンジを引くかはその時の状況次第ではありますが、私は亀山でやるならやる場所を決めた方がいいと決めつけてます。
亀山ダムは河口湖みたいに皿池ではなく複雑に入り組んだリザーバーで、バスの居場所か複数ありるので、釣り方も様々。ミドストはその日の答えを見つける手段の1つとしてやってます。
では具体的にどこでやるか?
ミドストの出しどころ
私の実績ポイントはズバリ本湖です。
普通すぎてすみません。私は本湖が一番バスのストック量とアングラーの数がバランス取れてると考えてますので、どうしても本湖中心になってしまいます。
その本湖の中でもミドストで狙うべき一番のポイントはブレイク境目
ボートポジションは深めのとこに立ちシャローに向かってキャスト。ボトムに着いた事を確認して、そのままシェイクしながら一定速度で巻く。ボトムスレスレをふわふわと泳がせて、ブレイクを越えると中層でふわふわ漂う弱ったベイトを演出。
ブレイクの下にバスがいると想定し、急にルアーが現れるリアクションバイトもしくは捕食のタイミングを伺ってるバスを釣るという狙いです。
もう一つは、立木
狙いたいのはディープに隣接した立木。藤林は絶えずボートが行き来きしてるので、あえてここはパスしてオススメは林道下と呼ばれるエリア。特に狙い目なのが岸際ではなく、少し沖目の立木群です。魚探がないと分からないのでやってる人は少なめです。ここで反応無い場合、次に向かうのが中之島(松下ボート前)ここも水中に立木群が沈んでてバッティングも少なめ。
この2箇所で反応がない場合は、中層の釣りを見切って別のパターンへシフトしても良いかと。
せっかくセットしたタックルなんで、もう少し粘ってみるのも悪くない選択肢。
おそらく多くのアングラーが各々目的地に散ったであろうタイミングで桟橋前や通り道になってた場所をじっくりやります。私のオススメコースは林道下岸際→トキタ桟橋前→藤林→神社下→ばあさんワンド横。すでに散々打たれたあとかも知れませんが、ハマれば良いサイズのがきます。
ここまでやって何の反応も無ければ、カバーゲームもしくはボトムの釣りにシフトでしょう。
オススメセッティング
ルアーはスモラバがオススメ
2.8gにトレーラーはレッグワームとか使用済みスワンプの切れ端とかでオッケー。自分はDSTYLEのD1をトレーラーに使ってます。
マイラーミノーやホローベリーなどよりリアルなルアーでも問題ないでしょう。目玉があると良いという人も多いんで、どっちが良いかはお好みで。
ラインは3ポンドのフロロカーボン、スピニングはローギア。ミディアムファーストからレギュラーに近いテーパーのもの。私はアブのファンタジスタ スチュディオス60ULSでダウンショット、ボトムズル引きスモラバや表層ピクピクなどと共用しております。
私は専用タックルなんてもったいないと考えています。他のパターンの方がハメやすいケースが多いので、ボートに持ち込むロッドやルアーを絞り込みたいと考えて、専用ではなく、兼用でやってます。だからいい結果が得られないのかもしれませんが・・・。
正直、ミドスト嫌いです。何でかって言うと、『ノー感』なんですよね。
やってて楽しくない。
ガガガっという突然のバイトはそれは興奮します。でもやってて何やってるかわからない。やっぱり手元に情報が欲しいんです。
だからボトムの手応えを感じられるカバーゲームや、ブルブル手元に伝わってくるクランクやチャターの釣りの方がキープキャストできるんですよ。こればっかりは人によって得て不得意があるので。
やりこんでる人からすれば、全く逆の意見かもしれません。人が多くて叩かれまくったポイントより、プレッシャーのかかってないサカナを釣る方が狙いやすいですし。
さいごに
ということで、嫌いなりに自己流でやってるミドストについて紹介しました。参考になれば・・・っと書き上げてから記事タイトルを何にしようかと検索してて見つけたんですが、コレ→亀山ダム最強ガイド・羽生和人流”ミドスト”の極意【残念アングラー・ルアマガモバイルニッシーでも釣れちゃった!】
こっちのほうが分かりやすくて説得力あるなと。
少し宣伝が入ってるのでアレですが、この記事と合わせて読めばより理解が深まるのではないでしょうか。
それでは皆さん、良き釣りを!
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