ボイルでベイトと動きを見極める
亀山における表層でのベイトはワカサギ・オイカワ・虫系と大きく分けて3つに分類できるかと。虫系はエビとかカエルなど。が、そこまで小分けするととキリがなく、カエルにいたっては専用タックルも必要になるので、バンクやシャローでのフィーディングについてはまた別の機会に。この記事では表層フィーディングに限定します。
本湖柳島周辺、神社下、亀山大橋、つぼりと、川口など水深深めのエリアで突然ボコ!とやってる突発系ボイルのはほぼワカサギ食いと決めて良いです。同じエリアでも小魚が逃げ惑う追いかけ系ボイルこれはオイカワ&ワカサギ。こういう追いかけ系ボイルは川筋上流のサンドバーでもよく見かけます。
こういうシチュエーションでミミズワームや虫ワームを投げるよりは小魚フォルムで勝負した方が釣果を出す近道。ただ厳密に言うと虫でもカエルでもミミズでも釣れるんですよね、絶対100%がないのがバスフィッシング。私なりに導き出したノウハウで紹介します。
突発系ボイル
これは水深深めのポジションにバスがいて、表層付近にいるワカサギを水面に追い詰めて食いあげて起こるボイル。ワカサギを食ってるな〜という時は表層ピクピク、ルアー放置でプレゼンテーション。ルアーは浮く&フィッシュシェイプのワームをチョイス。私はさらに「目」があるルアー、さらにさらに「毛」があるルアーが1番効くと思ってます。
ずばりイマカツ「レインボーシャッド」が1番のお気に入り。今月号のロドリでもオリキンが「毛」が効くって言ってますし。ハードプラグだとHMKL「JORDAN」で放置。いずれもキャスト飛距離がないので、広範囲にサーチする時はポッパーを使い音で誘う事も有効。ポコンとバスのボイル音を誘発し、数秒放置フェザーフックで食わせるという少しアレンジ。
今、個人的に気になってるのが、メバル用の中空フロッグ素材ポッパー「メバフロッグ」です。飛距離は微妙ですが、トリプルフックなのと着水音が静かなのが、バスにも効きそうな気がしてます。使う時はもちろんフックはフェザーフックにチェンジ。
[itemlink post_id=”7105″]追いかけ系ボイル
ぴょんぴょん小魚が追われてガボンという激しいバイトが有る時は、マイラーミノー、ホローベリー、ラストエースなどで冒頭に紹介した小森プロのようにトゥイッチ。動かし方は連続トゥイッチとストップ&ゴーを両方でチェック。キャスト飛距離がないので、広範囲にサーチする時はペンシルベイトの出番です。ここ数年ペンシルベイトの地位が軽んじられてる気がしますが、釣れるんでぜひお試しあれ。
もう1つは高速巻き。
亀山スーパーロコ、川島勉プロデュースcosajiのようなメタルジグやシーバス用のシンキングペンシルを遠投でルアーが水面を飛び出すほど早く巻く。早く巻く&キャストを多く、ただそれだけ。とても疲れるというウィークポイントがありますが、動きなんか気にしなくてOKの脳筋テク。
[itemlink post_id=”7107″]まとめ
突発系ボイル=表層ピクピクとルアー放置など、ルアーのアクションは「静」
追いかけ系ボイル=トゥイッチと高速巻きなど、ルアーのアクションは「動」
100%この組み合わせで釣れるってわけでもなく、逆の組み合わせの方が釣れることもあるので、「静」と「動」この2つを軸にその日の状況を見極めて、色々試しながら答えを見つける近道となれば幸いです。
7月末頃まで有効なパターンなので、ぜひお試し下さい!
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Photo credit: harum.koh via Visualhunt.com / CC BY-SA
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