不意に訪れる「違和感」
心の中で「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
送り込んで(つもり)、フッキング!
あれ?なんか、、ラインやんけー!!横に知らない人がいて、フルフッキングしてゴミだった時のハズカシさとガッカリ感はハンパない。琵琶湖野郎のキムケンばり(脳内イメージ)にフッキングした時にいたってはハズカシさしかない。早くその場から立ち去りたいのに鎖(糸)で繋がってるみたいな・・・。
こうなるのは自身のテクニック不足なのかもしれないんですが、ここんところ捨てラインが目立つ気がしたのと、とんでもないシーンに遭遇してしまったので記事にします。
こういう意識高い記事を書くほど模範的行動が取れてるわけでもなく、自分がまったく根掛かりでフックやラインをフィールドに残してないかというとNOなんで、偉そうなことを言うつもりはありません。ネコリグ釣れまーす!と言いまくってる立場もあるので、あくまで常識の範囲内でやって欲しいなと思うことをつらつらという記事です。
カバーに残る捨てライン
亀山に長く通うアングラーなら共感得られると思いますが、ここ5〜6年捨てラインが目立つようになった傾向があると思います。1つはベイトフィネス+カバーネコの普及(3年前くらい?)した事とここ最近のパワーフィネス流行が捨てライン増加を加速してるのではと思います。カバーなので引っかかるのはつきものですが、捨てラインは何かとトラブルの元になります。野鳥が絡まるというのはよくニュースで目にしますし、ラインに絡まって取れなくなるミイラ取りがミイラになる状態になることも。エレキが巻き込んでモーターに負荷がかかるなどなど、あげだしたらキリがない。
根掛かりを無くすのは事実上不可能なので、できるだけラインは回収しようって事なのが一般的なアングラーの共通認識だと思ってたんですが、実際がそうでもないみたいでショックでした。ごく一部だとは思うんですが。
長い捨てラインの現場を見た
なんでこんな長いの?って思う捨てラインを時々見かけます。満水時に切れたやつが減水時に出てきたとかそんなレベルじゃねーぞってやつが時々出てきます。謎だな〜とずっと思ってたんですが、つい先日まさにそれが産まれる現場を見てしまいました。
14fの2人乗り。船首はやりこみ系アングラーでバックシートは初級〜中級アングラーの先輩後輩の組み合わせ。先輩が流してるのを後ろ個後輩が窮屈そうにキャストしながら、カバー撃ちをしてる私のすぐ後ろを流して行かれました。(これもマナー違反といえばそうなんですが、狭い亀山ではもう仕方ないのかなと諦めてます)で、その船を何気なく見てたのですが、後輩くんが慣れないベイトリールのせいかミスキャストでオーバーハングに引っかかりました。
ガサガサやってる後ろに先輩は気がつかないのか、ガン無視なのか分かりませんが、後ろに戻る素振りはなく、平然とバンクをそのまま流してました。で、後ろの後輩くんがガサガサやるけど取れない。どんどん広くなる距離。
すると後輩くんが手元でラインをカット
エッ!って感じの光景でした。諦めが早いのなんのって。その間15秒くらいですよ。
「ちょっとひかかったんで戻って下さい」の一言が言えないのか?そのなにコワイパイセンなの?
先輩も自分より下手なバックシートを気にかけないの?二人乗りって楽しくワイワイ釣りするもんじゃねーの?エレキのスピード変わるから引っかかれば普通気がつくでしょ?
まぁ、人間いろんな関係があるんでしょうけど、呆気にとられるとはまさにこれでした。代わりに回収&返却がてら口頭警告しました。お二方共にすぐ謝罪と御礼を言ってくれたのが救いでした。次回から本当に気をつけて欲しいです。ところでこれが2000円くらいするルアーなら回収に必死になったのでしょうか?
全部が全部このケースに当てはまるとは思いませんが、信じられない光景を目にしてしまい、まさかこのBlogの読者にはそんな方がいるとは思いませんが、無知がゆえまったく悪いと思ってない人かも知れません。そう思い記事にしました。というのもルアーはワームで、マスバリむき出しでガードなし、そりゃぁ引っかかるわな、みたいな。ベイトリールを使用されてましたが、初心者に近い方なのかなというのもありました。しかし初心者だからゴミ捨ててOKみたいなことはない。
公共の場だと誰かが掃除してくれるからいっか、みたいな軽い気持ちになるキレイすぎる日本。都会はそれで成立するけど、釣り場はそれが成立しませんので一人一人がやるしかない。
根掛かり回収テクニック&グッズ
根掛かりについては、竿さばきや専用器具を使って回収できるケースがあるので、ぜひ実践&導入して欲しいです。
根掛かりしても、ラインはなるべく回収しましょう。リールや素手で引っぱるより、タオルや空き缶に巻きつけるとよりパワフルに回収出来ますよ!あとは少々リズムが悪くなっても近くまで寄って回収するとびろ〜んと残ることはないかと。
各プロやメディアのおかげか、釣ったバスに対するケアについては常識はずれのケースを目にすることは減った気がします。ゴミ問題についても言い続ければ意識付けになるのでは。何とかゴミを残さないように努力し、フィールドにもケアできるアングラーが増えて欲しい。大会でゴミのウェインしても面白そう。
ということで、ラインはなるべく回収して、私のようにフルフッキングでハズカシイ思いをする人が減るといいなというお話でした。
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Photo credit: Paul B. (Halifax) via Visual hunt / CC BY-NC